AR @ Ars Electronica
オーグメンテッド・リアリティ(AR)とは、画像や注釈といった情報を環境の上に重ねる技術として知られており、現実空間にホログラムを投影するような技術。『攻殻機動隊』や『電脳コイル』等のアニメの世界では既に描かれており、現実でもいろいろな研究がされており、この動画が有名です。
ARToolkitというアプリケーションも有名で、ニコニコ動画にはARToolkitで初音ミクを動かしてみた動画もアップされています。
ARtoolkit * ミクについての英語記事はこっちに書いてます。。。下記動画は簡単に見えますが、動かすのは相当大変です!
商用の世界でも ARis がARフィギュアを発売するということで、現実になってきています。
ARについてはGLOCOMが主催するIECP研究会の、「オーグメンテッド・リアリティ(AR)時代の世界」の第2回「AR時代の技術」に参加したときに慶應の稲見先生と電通大の長谷川先生がゲストでいらっしゃってて、色々お話を伺い、体験もさせて頂きました。
オリンパスさんのARメガネ「モバイルアイトレック 慧眼」をかけているところ。
指差しているあたりに、情報が見えています。
こちらは手づくりARメガネをかけさせて頂いたところ。
カメラとボードは手で持ちます。
ので、こんな感じになる。
また、この研究会で紹介されていたoptical camouflageは、Ars Electronica 2008 で体験することができました。
普通に見るとこう見えます。レインコートの向こう側の植木鉢は見えない。
レンズを通すとこう見えます。コートの向こう側の窓枠や植木鉢が見えてるんです。
もうひとつ。
肉眼で見るとこうなっている壁の模様ですが:
レンズを通すとこう見えます。
白かったはずのところに、絵が見えるんです。
さて本題。
AR関連はArs Electronica 2008 でも出品されていました。
こちらが levelHead という作品。
立方体の各面にARToolkitのマーカーが埋め込んであり、カメラで写したスクリーンには立方体の各面に応じた部屋が映し出されます。手で立方体を動かすと、中にいるキャラクターを動かすことができます。それぞれの部屋はドアによって論理的につながっています。また、立方体の「出口」を出ると、次の立方体に移動することができます。
物はこういう形をしています。
そして、カメラを通すとこう見えます。
levelHeadのビデオ。
実際に操作してみた。
製作者の方が現場におられたので解説してくださいました。
なお、このカメラは何でもよいとのことで、途中で携帯カメラに切り替えてやってみたりしました。また、立方体とそれにはったマーカー(紙)は誰でも作れる。ソースコードはLevelHeadのサイトで公開する。じゃあ誰でも家で作れる?と思いきや、「まだプログラミングができない人には難しい」とのことでした。
もうひとつ、Mixed Realityの作品、Virtual Asukakyo。
こういうカメラを装着しまして:
私の目にはバーチャルな建物(飛鳥京)が見えてるんです。
ケーブルの長さがもっと長くできれば、中に入ったりも色々できるそうなので、もっと面白くなりそうです。
ちなみにAR関連については暦本さんのこちらのリストがすごいです :D