●pixivの楽しみ方その2 「描いてもいいのよ」「塗ってもいいのよ」「~していいのよ」「テンプレ」もの●
素晴らしいイラストを描いてアップすることができることのできる方の人数は非常に少ないと思われます。でも、塗り絵の経験はみんなあるわけだから色を塗ることはできたり、構図が決まっていればそれに自分の好きなキャラクターを当てはめることはできるかもしれない。キャラクター設定を作ってくれればシチュエーションを考えてその子を動かしてみて描いてみたくなるかもしれない。
pixivの中にはキャラクターをアップし、それを元にイラストを描いてもらう「描いてもいいのよ」や、白黒のイラストをアップし、塗り絵のように色をつけてもらう「塗ってもいいのよ」、もしくはデザインだけ投下し、自分の好きなキャラクターで描く「テンプレ」などの文化があります。言葉で言ってもわかりにくいのでどんどん見ていきましょう。
まずは「描いてもいいのよ」シリーズ。
一般的に、オリジナルキャラクターを作った場合に、そのキャラクターや設定を使われた時に「パクられた!」と怒るか「面白いものを作ってくれた!」と喜ぶかは作者の方の考え方次第。勝手にパロディを作っちゃうという場合もコミケなんかでは多いのですが、pixivでは作者の方が自ら「描いてもいいのよ」とタグをつけて公言することにより、気持ちよくパロディを作ることができる文化が整えられています。逆に、「描いてもいいのよ」というタグがつけられていなければ、勝手には描けないし描かない。お互いに気持ちよく作品を作っていくための、また二次創作三次創作と作品世界が広がっていくためのすばらしい仕組みだと思います。
自分が描いたイラストを元に描いてもいいのよ、というパターンもありますし、下記のように設定まで作って「描いてもいいのよ」というパターンもあるようです。
次に「塗ってもいいのよ」を紹介します。白黒でイラストを描き、「塗ってもいいのよ」タグをつけて公開することで、塗り絵のように色々な方に色をつけてもらうというものです。
ここでの事例は、絵を描くのがとても上手いことで有名なアイドル中川翔子さんこと
しょこたんで。
彼女もpixivでイラストを投稿しており、「塗ってもいいのよ」もやってます。
48件のイメージレスポンスがついており、こんな感じでたくさんのイラストが色を塗られて戻ってきています。
しょこたんは愛猫「マミタス」を擬人化したイラストをアップし、「誰か塗って塗って!擬人化マミタスさま」と呼びかけました。
するとマミタスを塗ったイラストがどんどんアップされていきます。とっても多彩!
そして自らも塗るw
しょこたんブログにもよく登場するしょこたんのお母様桂子さんですが、彼女もイラストを投稿しています。
そしてそのイラストの色を塗ってイメージレスポンスする方も。
コメント:「桂子とコラボうれしす(≧ω≦)♪」
こんな感じでイラストを描くのは苦手な方も、「塗ってもいいのよ」イラストを見つけて色を塗っていくことでどんどん楽しくなっていくわけです。
次に紹介するのは「テンプレ」もの。何かしらテンプレートを作り、大枠や体形だけ決めておき、参加する人は自分が好きなキャラクターでイラストを完成させ、イメージレスポンスしていくというもの。例えばこちらは「まゆたんのカンフー」というテンプレート。
これに対して、「SLAMDUNK」や「絶望先生」「ヘタリア」など、様々なキャラクターのカンフー姿のイラストがイメージレスポンスで公開されています。
テンプレートは面白いネタの方がウケるようで、かなりの人気なのが「
嫁の必殺技」もしくは「原爆固め」というネタです。
いわく「大好きな嫁にジャーマンスープレックスをかまして頂こうという企画」だそうで、2350人がブックマークして、517人もがイメージレスポンスをつけています。
●pixivの楽しみ方その3 好みの合う人の好むイラストを追いかけてみる●
みんなが好きな人気のイラストは「ランキング」をチェックすると見ることができるわけですが、ギャグ風の物からファンタジー風のものまでとにかく色々なジャンルのイラストが混じっており、好き嫌いはどうしてもあると思います。
そんなときに有効だと思われるのが、こういった方法です。
1)まず好きなイラストを探す。(好きなイラストはブックマークしちゃいましょう!)
2)そのイラストを描いた人がブックマークしているイラストをどんどん見ていく。(ここでも、好きなイラストはブックマークしちゃいましょう!)
3)そこで見つけた素敵なイラストを描いている人がブックマークしているイラストをどんどん見ていく。。。。
テイストの合う人の好むイラストは、やっぱりテイストが合うことが多いような気がします。
音楽でLast.fmがやっていたこととちょっと似ていますね。
上述のしょこたんはどんなイラストを好きなのかな?と思った方は、
彼女のブックマークを見ることができます。
しょこたんの好みによる、素敵なイラストをたくさん見つけることができます。
こういうのまで見つけちゃうしょこたんのセンスに脱帽。
●pixivの楽しみ方その4 絵を描く人のモチベーション●
クリエイターにとって、たくさんの人に見てもらうこと、そしてフィードバックをもらうことはとても大事なモチベーションの源泉。pixivには、好きなイラストに★をつけて10段階評価する仕組み、「ブックマーク」する仕組み(ブックマークコメントも書ける)、好きなイラストを描いた人にポイントを送るgoodPという仕組み、好きなイラストレータをチェックする「お気に入り」という仕組み、トラックバックのようにイラストを送る「イメージレスポンス」という仕組み、そしてもちろん「閲覧数」など、たくさんのフィードバックが直接手に入るようになっており、それらが絵を描く人のモチベーションになっているようです。また、mixiにおける「マイミク」のようなSNS機能「マイピク」もありますし、様々な「企画」に参加することでつながりもできていき、みんなで作っている楽しさが生まれる。更に人気になっていくと、ランキングにも掲載されるかもしれない。
そんな楽しさにより、pixivの楽しさにハマっていく人が多いということのようです。「自分のサイトにイラストを載せても閲覧数しかないけれど、pixivに載せるとすごくたくさんのフィードバックがあるので楽しい」という声もあがっているそうです。
。。。最初の「pixivの約7億のページビューの理由がいまいちわからない」というところから、だいぶ謎が解けてきた気がします!
●pixivの楽しみ方その5 リアルとの連動●
「pixiv」の運営やユーザの皆さんはコミケにも通っており、コミケ文化もよくわかっています。よって、コミケその他のイベントにどのユーザさんが出ているのかをわかるようにしたり、pixiv自体が企画運営するリアルイベント「pixivフェスタ」を開催したり、投稿作品を書籍化・DVD化してコミケで売ったり書店で売ったり等、リアルとの連動がかなりはかられています。
●pixivの楽しみ方その6 マンガも見てみよう!●
pixivの中でイラストを探していく中で、一つ重要なことがあります。それは「線」みたいな作品を見つけたら、それは漫画だということです。実は私は最初それを知らなかったので、色パレットとか何かイラストの技術用の物なのかな?と思ってしまいました。
カラーの漫画もあります。
pixivには「チョビ」という社員犬がいるということでチョビにも会いにいきました。かわいい!
このチョビをモチーフにイラストを描く方も多いようです。