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昨日はAsiagraph 2007 in Tokyoに行ってきました。
●日本のコンテンツの表現力●
。。。は、NHK解説員の中谷日出さんをモデレータに
ガンダムの富野 由悠季監督とジャーナリストの玉木 正之さんが辛口かつ言いたい放題のパネルで
本当〜に面白かった。
富野さんは自己紹介からして虫プロを飛び出した経緯から始まり
海のトリトンで原作から変えすぎてバトって「富野を殺せ」とまで言われたとか
「自分の知らないガンダムが次々に出て来て怒り狂ってます」等々、超辛口。
60過ぎて怒り狂うと脳の欠陥が詰まってしまうのであまり怒らないようにしているとか(笑)
でもここ2年は活躍しておりません!と。
<からだ>
4畳半でパソコンに向かってるだけじゃだめ。色々なものを体験してこそ素晴らしい物が作れる。
体を動かせ。体を使え。感性を磨け。と富野さん。
スポーツは体を使うべきであって『あしたのジョー』と『巨人の星』がスポーツを駄目にしたと玉木さん。
夏目漱石は「こころ」だけでなく「からだ」も書いてくれるべきだった。
ツールはただのツール。CGもただのツール。
CGができて、便利になってよい作品が作れるようになると勘違いしてはだめ。
Star Warsだって、1,2,3より4,5,6の方がよっぽどよかった。
<日本人の体にいきづく文化>
「これまで連続してきた日本の文化が途切れてしまった」。。。と玉木さん。
鳥獣戯画から浮世絵等々日本人の体の中に息づく文化があるはず。それが今は途切れてしまった。
ピノキオで水に流されるところは実は北斎のコピーだったり
ライオンキングはジャングル大帝のコピーだったり、
日本の文化は海外で高く評価されているものの
日本人の体の中にしみついていたのに、それが途切れてしまった。
富野さんはそれに対して、第二次世界大戦後の日本人は
アメリカに負け、アメリカから配給で食べさせてもらって、アメリカに対して頭をたれるしかなかったことを指摘。
富野さんは、これじゃいけない。ディズニーを潰す!と思ってガンダムを作ったという。
一度、途切れてしまったものを取り戻すことは出来ない。だからこそ、「意識して」学習し直すべき。
意識して学習することで客観性や新たな視点を手に入れ、文化としての厚みが産まれる。
「漫然と」文化を継承しようとしてもだめ。
「文化のドーナッツ化現象」といって、文化はその発祥地では残らず、
周辺地域で伝承されていく傾向があるとのこと。
中央は漫然としがちで、周辺は取り入れようとがんばるからこそドーナッツの形で残る。
ジャパニメーションは世界に広がったが、現在世界中でアニメを作って競争になっている。
日本も漫然としてると、ドーナッツの中央になっちゃう。
<カルチャーミックス>
日本だけでなく、世界の文化を取り込んでいくべき。
ハリウッドに真似されるようなものを作る。
上ずみだけのコピーは、長くは通用しない。もっとホンモノを。
富野さんは、東京ほど東西の文化遺跡がある場所はないという。
東京をもっと歩いてみようと思った。
●メタバース 3Dヴァーチャルコミュニティー●
デジハリの三淵 啓自さんをモデレータに、ココアの森山 雅勝さん、スプリュームの梶塚 千春さん、
3Diの小川 剛さんのパネル。
これも面白かった。
特に、日本に合った、日本人のテイストに合ったオンライン3Dワールドというのは同意。
Meet-meのデモを見ながら、最近アイドルマスターとか秋葉原のメイド××ビジネスとかを見ながら
日本人にウケる物の作り方って考えてたし。
●「Always 続・三丁目の夕日」トークショー(メイキング)●
尚美学園の今間 俊博さんをモデレータに、山崎 貴監督、渋谷 紀世子VFXディレクター、
高橋 正紀ディレクター/シニアCGアーティストのパネル。
これも恐ろしく面白かった。
正直、白組って昨日まで知らなかったのですが超面白い。
これでもかと撮影の裏話/写真/映像を見せてくださって
様子やチームや姿勢がビジュアライズできた。
うう、まだ書きたいけど時間切れ。出かけなきゃ。。。(><)