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<グッドデザイン賞受賞について>
クリエイティブコモンズがグッドデザイン賞を受賞しました。
受賞ページはこちら:
審査員からのコメント:
デジタルコンテンツは、複製が容易なゆえに、知識の伝播を加速する。しかし、同時に著作物であるがゆえ、扱いには注意を要し、コンテンツを利用する一般市 民にとって、利用障壁となっている。クリエイティブコモンズは、このディレンマを解消するシステムである。情報の送り手がコンテンツ毎にライセンス許諾を 行なうことで、安価に使う人が安心して引用できるようにしている。近年、コンテンツの送り手は、企業から一般市民にシフトしてきており、より多くの人口が 情報を発信するようになった。このため技術的には複製が可能でも、法体系が現状に追いつかない状況が拡大している。クリエイティブコモンズは、ユーザーの 知的活動を促進する必要不可欠なシステムである。
This Work by JIDPO is licensed under a Creative Commons Attribution-NoDerivs 2.1 Japan License.
<グッドデザイン賞のクリエイティブコモンズライセンス採用について>
ちなみに昨年の受賞作品から、受賞者の賛同が得られたものについては、グッドデザイン賞の受賞情報がクリエティブ・コモンズ<表示・改変禁止>ライセンスで掲載されています。
なので、上記「審査員からのコメント」も、表示を明記(JIDPOこと日本産業デザイン振興会の名称を表記)、改変せずにそのまま掲載するということでライセンスにのっとって、私のブログに掲載しているというわけです :D
去年のプレスリリースはこちら:
で、例えばCCの受賞ページにいくと、このページのコンテンツは「クリエティブ・コモンズ」<表示・改変禁止>日版ライセンス2.1と一番下に表示されているのが見えます。
ちなみに今年はクリプトンの初音ミクも受賞!(おめでとうございます!)
が、初音ミクの受賞ページにいくと、画像の下には「この画像の無断転載を禁じます。 (C)JIDPO All rights reserverd」と書かれており、CCライセンスについての記述もない。つまりクリプトンさんは受賞情報をCCライセンスで公開することに同意はしなかったことがわかります。
(。。。どうでもいいけどミクの審査員コメント「ネットコンテンツの新たな可能性を提示している。」の一言ってまじですか(><)もうちょっと書いてぇ。。。)
Firefoxの灯火も受賞ですね、おめでとうございます!
こちらはCCライセンスですね。ということで写真も掲載。

Creative Commons Attribution-NoDerivs 2.1 Japan License by JIDPO
ちなみに去年は「ニコニコ動画」「Second Life」「Firefox 2」等も受賞。
<ニコニコ動画>

Creative Commons Attribution-NoDerivs 2.1 Japan License by JIDPO
Second Lifeは(C)だった!(><)
<グッドデザイン賞2008、大賞のゆくえは11/6!>
ちなみに今年ベスト15に選ばれているのはこちら:
うち、2008年度グッドデザイン大賞候補は下記7つで、大賞の決定は11/6だそうです。
| 08A05007 | 戸建て住宅 無印良品「窓の家」(ムジ・ネット) |
| 08B06053 | オフセット枚葉印刷機 DIAMOND300シリーズ(三菱重工業) |
| 08B07028 | LANシート(イトーキ) |
| 08C12006 | 乗用車 iQ(アイキュー)(トヨタ自動車) |
| 08C12009 | 乗用車 FCXクラリティ(本田技研工業) |
| 08C13067 | デジタルスチルカメラ RICOH GR DIGITAL II(リコー) |
| 08C16036 | PLAYSTATION(R)3のFolding@home(TM)プロジェクト協力 (ソニー・コンピュータエンタテインメント) |
昨日、たくさんのiSummit関連共同プレスリリースを出しました!
関係者の皆さん、まことにおつかれさまでした&ありがとうございました。
iSummitは7/29-8/1に、札幌コンベンションセンターで開催します。
プレスリリースは開催概要、申込方法、基調講演のスピーカー情報、日本語セッション概要、
コンサートやビデオコンテストを始めとするイベントやワークショップ、
そして東京で6/24に行う「前夜祭」のおしらせと盛りだくさんな内容になっております:)
【iSummit 2008開催概要】
■iSummit2008日本語公式サイト
■iSummit2008英語公式サイト
■開催日: 2008年7月29日(火)~8月1日(金)
■場所:札幌コンベンションセンター
■主催: iCommons
■共催:札幌市、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
■後援:株式会社デジタルガレージ、株式会社ネットプライス ドットコム、株式会社ロフトワーク
株式会社トライ・ビー・サッポロ他
■連絡先:アイコモンズ・サミット2008札幌実行委員会事務局(札幌市役所内)
TEL:011-211-3103 / E-mail:summit.team@city.sapporo.jp
年に一度、世界中のクリエイティブ・コモンズ関係者やオープンな情報流通を応援する人たちが一堂に会し、最先端のデジタルカルチャーについて多角的に検討する国際会議「iCommons Summit(以下iSummit)」が2008年7月29日(火)から8月1日(金)にかけて札幌市の札幌コンベンションセンターで行われます。
芸術・著作権・IT・経済等の各分野から世界中の最高峰の識者が集まり、クリエイティブ・コモンズをはじめとする、オープンな情報共有のあり方に関して広く深く、先進的な議論を交わします。 これまでもブラジル、クロアチアなどで行われてきましたが、今年は、より多くの人に親しんでもらえるようなコンサートやワークショップ等も行い、この機会にクリエイティブ・コモンズに対する理解の裾野が広がることを目指しています。
【申込方法】
http://www.creativecommons.jp/からお申し込みください。
参加費用は以下の通りです。
一般・営利企業(全期間有効) 78,100円
NPO・学術研究者・政府関係者(全期間有効) 56,100円
学生(全期間有効) 23,100円
2-Day Pass(期間中2日間有効) 33,000円(日本人および日本在住の方向け特別割引)
【基調講演】
基調講演として、デジタル文化やコモンズ(共有資源)の分野において活躍されている実業家、ジャーナリスト、研究者などを世界各地からお招きし、より広い視野から、私たちの文化や未来、その中でオープン性や共有資源の果たす役割について考える手がかりとなるような講演をお届けします。
講演予定者はNew Oxford American Dictionaryの編集長を勤めたErin Mckean氏、ジャーナリストRebecca MacKinnon氏、オープンコンテンツの創始者David Wiley氏、角川ホールディングス会長角川歴彦氏、ソニーコンピュータサイエンス研究所取締役副所長北野宏明氏、クリエイティブ・コモンズCEO兼デジタルガレージ取締役の伊藤穰一氏などに登壇頂く予定となっております。
(基調講演は日本語の同時通訳が行われます。)
基調講演スピーカーの一覧はこちらからご覧頂くことができます。(英語)
http://icommonssummit.org/programme/keynote.html
【日本語プログラム】
日本語でのプログラムとしては、フリーライセンスやオープンコンテンツと技術、政策、教育、ビジネスなどの関係を扱うセッションを開催します。講演者は北海道大学の田村善之教授、ITジャーナリストの津田大介氏、ゲームデザイナーの飯野賢治氏、日本オープンコースウェア・コンソーシアム(JOCW)、日本デジタルコンテンツ協会(DCAJ)、Nifty、ニコニコ動画などで知られるニワンゴ、“初音ミク”を生み出したクリプトン・フューチャー・メディア、その他多くの個人、団体を予定しています。発表・討論と並行して動画・リミックスTシャツ製作・オンラインブック・音楽リミックス等のワークショップを開催し、クリエイティブ・コモンズ•ライセンスをつけた作品の発表・リミックスなどを実体験出来る場を設け、日本における多様なオープン化への取り組みの最前線を探り、未来を展望します。プログラムの詳細は、近くiSummit公式サイトで発表いたします。
【"SPECIAL DANCE PARTY " OKI DUB AINU BAND & MAREWREW Live Showcase】
iSummitの期間中、7月30日(水)に 併設イベントとして『iCommons-Summit 2008 " SPECIAL DANCE PARTY "OKI DUB AINU BAND & MAREWREW Live Showcase』を株式会社デジタルガレージの主催で行います。メインのOKI DUB AINU BAND & MAREWREWは樺太アイヌの伝統楽器『トンコリ』を現代に復活させたOKI率いる日本/アイヌ発のロックバンドにアイヌ伝統女性ボーカルを加えた9人編成のスペシャルバンドです。
■開催日:2008年7月30日(水)
■時間:20:00オープン 20:30スタート
■会場:札幌市内JASMAC PLAZA ZANAEDU(札幌市中央区南7条西3丁目)
■入場料:無料(入場者多数の場合は制限させていただきます)
■主催:株式会社デジタルガレージ
■協力:iCommons、アイコモンズ・サミット2008札幌実行委員会、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
【音景2008:CCミュージック・ビデオ・コンテスト】
クリエイティブ・コモンズ ミュージック・ビデオ・コンテスト「音景2008:CCミュージック・ビデオ・コンテスト(以下「CCコンテスト」)」は、 参加する人全員で作る映像コンテストです。CCコンテストは、坂本龍一氏や小山田圭吾氏、大沢伸一氏といったプロのアーティストが、ミュージック・ビデオ作品と素材を、CCコンテストのために5つの動画共有サービス・サイトを通してクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで提供しています。 2007年までに、日本における動画共有サービス5社 ― —フリップクリップ(株式会社フリップクリップ)、クリップライフ(NTTレゾナント株式会社)、@niftyビデオ共有(株式会社ニフティ)、eyeVio(ソニー株式会社)、Yahoo!ビデオキャスト(ヤフー株式会社) ― がクリエイティブ・コモンズ・ライセンスを導入しました。刺激的で、なおかつ合法なリミックス文化の土壌が整えられようとするこの状況を更に一歩前進させるために、iSummitの機会に合わせて、世界的にも例のない複数動画共有サービスが相互に協力する横断的な映像作品コンペを開催いたします。
■公式サイト:http://creativecommons.jp/onkei2008/
【すしプロジェクト】
本サミットの趣旨に呼応するかたちで、札幌・北海道・日本が誇る「すし文化」を更に世界文化たる「スシ・カルチャー」へと進化させることを目的に、『すし
プロジェクト』と題して、世界中から新しいすしのレシピ及びデザインを募集することにしました。4部門を設け、部門毎に斬新性、発信性などの観点から
優秀な作品を選出、本サミットにおいて発表、優秀作品は、iSummit公式ホームページで紹介するとともに、
レシピ・デザイン集としてクリエイティブ・コモンズ・ライセンスを付けて世界中に発信する予定です。
■募集期間:平成20年3月31日(月)~平成20年6月30日(月)
■公式サイト:http://www.city.sapporo.jp/isummit08/sushi.html
【iSummit 前夜祭 ”クリエイティブ・コモンズ宴“】
iSummitの前夜祭として、パーティー形式でクリエイティブ・コモンズについて触れることのできるイベントを企画し、iSummitのプログラムや、CCミュージック・ビデオ・コンテストの紹介、生動画編集イベント等、盛りだくさんの内容を予定しております。iSummitの内容を知る良い機会となるものと考えております。
■日時:2008年6月24日 19:00スタート
■会場:東京カルチャーカルチャー(東京都江東区青海1丁目パレットタウン Zepp Tokyo2F)
参考:http://www.creativecommons.jp/news/2008/06/05/cc_624.html
【共同プレスリリース一覧】
デジタルガレージのプレスリリースはこちら
<日本でのCreative Commons採用例>
。。。というのをまとめるブログ記事を書いていたのだけれどCCJPがめるまがでもまとめていたので
それに補う形で再度まとめてみました!
■映像
ソニーが提供するサービス。オフィシャルコンテンツと、ユーザーの投稿した動画の両方を楽しめる。
サイト内での検索結果を、マイチャンネルという形で残せる機能が特徴。
ソニーが提供している video magicというソフトのBASIC版を使って動画の作成/編集ができる。
*Yahoo!ビデオキャスト
Yahoo! Japanが提供するサービス。Yahooが提供するSNSや、ブログ・掲示板等と連動。
動画の性格・評価などが細かく表示されており、動画の持つ性質が一目でわかる。
*@nifty動画共有
niftyが提供するサービス。CCmixterについてもサイト上で紹介しており、
CCライセンスで公開されている音楽も検索及びダウンロードが可能。
*Clip Life
NTTグループが提供するサービス。オフィシャルコンテンツも数多く用意されている。
アップロード時に、自動的にダイジェスト版が生成されるのも特徴。
FlipClipが提供するサービス。CCライセンスの他にカテゴリや位置情報などのメタタグがいれられ、
動画を地図にプロットするような機能がある。
*ICC HIVE
メディアアートセンター、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]の活動記録アーカイヴ。
展示やワークショップ、アーティストや専門家による情報社会と
先端表現に関するシンポジウムやインタビュー、ライヴの映像等がCCライセンスで公開。
■画像/写真
日本最大のクリエイターのコミュニティ。
自分の作品などを公開するポートフォリオやストレージなどがすべて無料で、クリエイターの人達に人気が高い。
コラボレーションやイベントなども企画も対応。
*フォト蔵
写真・動画共有サイト。写真・動画を10,000枚までアップロードできる。1枚あたりの容量は10MBまで。
アルバムごとにCCライセンスを付与するスタイル。CCライセンスつきの写真が検索できる。SNS機能つき。
価格コムが提供する写真共有サイト。写真・動画を10,000枚までアップロードできる。
1枚あたりの容量は8MBまで。カメラ毎、レンズ毎、地域毎に分類されていることが特徴。
*zorg
写真・動画共有サイト。最大容量は10GB+と、かなり大きい。写真1枚ごとにCCライセンスを付与できる。
オリジナルのデジタルフォトフレームや名刺作成などのサービスもある。SNS機能つき。
■音楽
*mf247
インディーズミュージシャンが集うポータルサイト。アップロードした楽曲にCCを付与することができる。
CCアーティストの参加リストからどうぞ。
また、アーチスト視点でのクリエイティブコモンズの説明ページも素晴らしい。
コロンビアミュージックエンターテインメントが運営するOtorevoからデビューした
Good CrewというバンドのファーストアルバムのボーカルトラックがCC-BY-NC-SAライセンスで公開され、
リミックス素材としてダウンロードできるようになっている。
*ついコン〜What are you doing?〜
Twitterでついつい出会った人たちが集まって音楽アルバムを作った「ついコン」こと
ついったーコンピレーションアルバム。音楽制作はもちろんロゴデザインからサーバ提供に至るまで
全てがTwitterでの呼びかけ、peer productionで作られた作品。CC-BY-NC-SAライセンスで公開。
* Neuro Net Recordings archive (selected by Kenji Rikitake)
"NNR
Megacomp 2006."として公開されていた超かっちょいいテクノミュージック82曲が
CC-BY-NC-NDライセンスで公開されています。
NNRとは Neuro Net Recordingsというレーベル名。
また、こちらではJJ1BDXというアーチスト名で活躍されているKenji Rikitakeさんの
テクノミュージックがCC-BY-NC-NDライセンスで公開されています。これまたCOOL!
4/10追記:
* Chain Music (坂本龍一)
アメリカのイラク派兵反対/平和を訴える為に始められた
チェーンメールの音楽バージョン、チェーンミュージック。
元の音楽を変えずに、みんなで追加していく形。CC-BY-NC-SAライセンスでの公開。
* Stop Rokkasho (坂本龍一)
六ヶ所村のリサイクル施設建設反対を訴える為に始められたプロジェクトで、
坂本さんの音楽をダウンロードして、リミックスした音楽をみんなでアップロードしていく形。
現在74曲がアップされている。CC-BY-NC-Sampling Plusライセンスでの公開。
* Wataridori2 (Cornelius)
WiredとCreative Commonsが共同で行った Wired CDプロジェクトで、
Beastie BoysやGilberto Gil、Spoonなども参加したアルバムにCorneliusも参加。
なお、このアルバムに収録されている曲はCC-BY-Sampling Plus ライセンスの物と
CC-BY-NC-Sampling Plus ライセンスの物が混ざっており、Wataridori2はSampling Plus.
他の曲のライセンス確認(およびダウンロード)はこちらから。
Joi x 坂本龍一さん x 小山田圭吾さんのインタビュー
Mozilla24というイベントのプログラムの一つ、Firefox Rock Festivalというコンサートを機に、
ミュージシャンの立場でCCライセンスで楽曲を公開することについて
Joi、小山田圭吾さん、坂本龍一さんの対談が実現し、映像が公開されました。
■出版
デジタルガレージが著作権者。デジタルガレージが中心にオーガナイズしているカンファレンス
"THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2006"の模様を収録したムック。
インプレスR&Dで出版。CC-BY-NCライセンスでの公開。
津田大介氏、小寺信良氏が著作権者。Youtubeをはじめとするインターネット上の動きに対して、
既存のコンテンツ産業の現場の考えを切り取った対談集。
翔泳社で出版。CC-BY-NC-NDライセンスでの公開。
■テレビ
* BlogTV
デジタルガレージがスポンサー/制作し、東京MXで2006年7月から2007年9月まで放映。
2006年8月末からのコンテンツについては、CC-BYライセンスで番組を制作(音楽もCCライセンスの物を利用)
全編をYouTubeやGoogle Video、i-revoなどの動画共有サイトにアップロード。
私も企画/制作/出演/ディレクター/カメラマン/編集/通訳/翻訳等していた、思い出の番組です。
■教育
Open Coursewareとは、大学等で正規に提供された講義とその関連情報のインターネット上での無償公開。
大学、大学院に在籍している学生の単位取得の対象として実施された講義での、
シラバス、カレンダー、講義ノート、講義ビデオ(pod-castingを含む)等が公開されている。
慶応義塾大学等は、このOpen CoursewareにCCライセンスを利用。
JOCW自体の利用条件は「OCWとして提供されている情報は原則として「非営利の教育目的」については、
使用、コピー、配布、翻訳および変更が自由に認められます。
上記の利用条件は基本的にクリエイティブ・コモンズライセンスの表示・非営利・継承に相当します。」
としながらも、CCライセンスを採用するかどうかは各大学の判断にゆだねられている模様。
*FTEXT
エフテキストは全国のボランティアの人たちの協力で、数学の教科書や演習問題,
センター試験解答・解説を作成し,無料で配布している団体。
数学の教科書、問題解答データベースなどにCCライセンスを利用している。
■その他
Mozilla Japanの「日本発」マスコットキャラクター。
フォクすけの画像やパーツ画像がCC-BY-NCライセンスで公開されている。かわいい!かわいい!かわいい!
*はてなロゴマーク
2007年5月のロゴリニューアルから、
はてなは、新しいロゴマークの、形状データの高解像度データを、BY-NC-SAで公開している。
*グッドデザイン賞(グッドデザインファインダー)
グッドデザイン賞の全受賞対象3万点以上を検索できるデータベース。
2007年度以降のもののうち、受賞者の同意を得たものはCC-BY-NDで公開されている。
*雪導WEB
携帯端末用RPGソフト「ユキシルベ」の開発サイト。
開発グループ「雪導project」のコンテンツはCCライセンスのもとで公開されている。
対応機種:90xiシリーズ全機種(DoCoMo)、オープンアプリプレイヤー対応全機種(au)
*Choix
株式会社アセントネットワークスが運営するソーシャルニュースサイト。
引用を除くコンテンツの二次利用はCCライセンスのもとで行うことができる。
*Concepts licensed under Creative Commons
なんらかの事情により実現することができなかったプロジェクトの原案を公開している。
原案はCCライセンスのもとで利用・改変することができる。
<プレスリリース>
Creative Commons Announces New Leadership, New Funding
1) Creative Commons が William and Flora Hewlett Foundation から 400万ドル (約4億円)の寄付を受けることが決まりました。
内訳は、CCのむこう5年間の運営費として250万ドル、 ccLearn プロジェクトにあてる費用として150万ドルとなります。
2) Lawrence Lessig 氏がCCの CEO を辞任し、 Change Congress に注力することになりました。
伊藤穰一氏 (Joi) が後任を勤めます。Lessig はCCのboardに残ります。
また、会長であったJoi の後任にはCCの役員でDuke大学の法学部教授 James Boyle 氏が勤めます。
CC関連でメモメモ。
<Creative Commonsとは>
Creative Commons JapanのFAQサイトから引用します。
法律や技術に関する専門的な知識がなくても、簡単な4つのアイコンの組み合わせを選択するだけで、
誰でも自分の生み出した作品を、自分の好きな条件で、インターネットを通じて
世界に発信することができる画期的なライセンスシステムです。
表示 非営利 改変禁止 継承
●表示(Attribution, BY)
このアイコンがついた作品を利用する人は、作品を創作した人(著作者)の氏名、作品のタイトルなど、
作品に関する情報を表示しなくてはならないことを表します。
●非営利(Non Commercial=NC)
このアイコンがついた作品は、営利目的で利用してはならないことを表します。
もちろん、別途許諾を取ることにより営利目的での利用が可能になりますので、
営利目的で利用したい場合には、作品の権利者にコンタクトしてください。
●改変禁止(No Derivative work=ND)
このアイコンがついた作品を利用する人は、作品を改変してはならないことを表します。
●継承(Share Alike=SA)
このアイコンがついた作品を改変して利用する場合、改変することで新たに生み出された作品は、
当初の作品のライセンス条件を継承し、同一の組み合わせでライセンスされなければならないことを表します。
例えば、あなたが「表示」と「非営利」のアイコンが付いた作品を改変して新しい作品をつくった場合、
その作品は必ず「表示」と「非営利」のアイコンを付けた条件で公表しなくてはなりません。
※これ以外にもCreative Commons Public Domain licenseやSampling Plus license等があるけれども
基本のCCライセンスは上記4つから成り立っています。
<Creative Commonsを使う理由>
Creative Commonsライセンスを使うときのメンタリティ
1)自分の作品を広めたい!
もっと沢山の人に見てもらいたいから。どんどんコピーして広げて欲しいもの。
2)同じ物をコピー/流通だけじゃなく、どんどんリミックスして欲しい。
もっとよくしてほしい。新たなひらめきがほしい。
小山田圭吾さんは、曲を発表したら、その曲を使って
色々な面白いリミックスをしている人がいるのに気づき
面白い!ってことでリミックスコンテストをやったらCOOOOLな作品がいっぱいでてきたそうです。
3)すんごい自信作で、コピーして流通しまくって欲しいけど、改変/変更してほしくない。
クリエイターさんによっては、そして作品によっては、
この作品はこれで針一本通せない程緻密で完璧で調和してるの、サワラナイデ!!っていう物はある。
(と、坂本龍一さんのCCについての話を聞きながら思った。)
4)非営利目的で使うならいいけど、それで他人がビジネス始めちゃったらやだなー
「なんで自分の作品で自分が儲けることができないのに他の人が儲かってんの?」
みたいなことは避けたいなーという人もいる。
人それぞれ思いは色々なわけで、それに対応して、CCアイコンはそれぞれ存在します。
<Creative Commonsアイコンそれぞれの存在理由>
●表示(Attribution)
クリエイターの名が作ったコンテンツと共に認知されるため
※以前、Attributionについて考えた記事を書いたのがこちらでしたが
Attributionだけでも色々考えるべきことがある。
●非営利(Non Commercial)
元のクリエイター以外がそのコンテンツを使って儲けちゃうのを防ぐため
※何が営利で何が非営利なのか(ブログにAdsenseつけてたら営利?NPOがやっていたら?等)について
現在再考察が行われており、下記のような「CCライセンスに置ける"非営利"の意味を明らかにするための
ガイドラインを作る為のディスカッション」が行われています。
★DiscussionDraftNonCommercial Guidelines★
※CCライセンスの説明のためのものではなく、あくまでディスカッションベースの為の物である。
※2008年前半にNonCommercialとは何かについて研究を行う予定である。
広告に使われたら営利使用か?
NCコンテンツを見るには必ず広告を見なければならない仕様になっていたら営利使用か?
レコード店のpodcastでCC-BY-NC-SAライセンスの曲だけかけていたらライセンス違反か?
NCライセンスのコンテンツを検索した検索結果に広告が掲載されていたら?
それがNPOがやっているものだったら?
教育目的だったら?
●改変禁止(No Derivative work)
いじくられたくない作品をいじくられないように守るため
●継承(Share Alike)
CCライセンスで作った作品なのに派生物が妙な別のライセンスにされちゃうのを防ぐため
★Draft Attribution-ShareAlike Intent★
Creative Commons CC Attribution-ShareAlike ライセンスと他の copyleft content ライセンスとの互換性を保つべく努力をしています。そのベースとなる様々な議論のために上記draftドキュメントが公開されています。
<Creative Commonsライセンスのコンテンツの使い方>
CCのwikiのFAQに下記のようなチャートが掲載されています。
縦軸が元のコンテンツ、横軸が作った先のコンテンツのライセンスを指します。
元のコンテンツがCC-BYの場合は、左側のBYのところを横に見ていって、
public domain以外のどのライセンスのコンテンツを作るのに使うこともできるということがわかります。
元のコンテンツがCC-BY-NC(商用利用不可)の場合は、左側のBY-NCのところを横に見ていって、
BY-NC、BY-NC-ND、BY-NC-SA、BY-NC-sampling+にしか使えないことがわかります。
元のコンテンツが商用利用不可なのにそれを使った派生物が商用利用可能なライセンスにされてしまっては
元も子もないので、再利用に際しては元のライセンスより制限が厳しくなっていく、というしくみです。
Creative Commons Licenseでの音楽の利用について
先日ブログを書きましたが、その後CCライセンスでの音楽の公開について
色々な事例が出て来ているので、日米ひとつずつ紹介します。
1)Nine Inch NailsのアルバムがCC-BY-NC-SAライセンスで公開されました!
Nine Inch Nails releases Ghosts I-IV under a Creative Commons license
このアルバム、製作からしてちょっと実験的だったそうで、Some very exciting news for music fans: Tonight, Nine Inch Nails released Ghosts I-IV, a collection of 36 new instrumental tracks that are available to the world under a Creative Commons BY-NC-SA license.
This music arrived unexpectedly as the result of an experiment. The rules were as follows: 10 weeks, no clear agenda, no overthinking, everything driven by impulse. Whatever happens during that time gets released as… something.…
The end result is a wildly varied body of music that we’re able to present to the world in ways the confines of a major record label would never have allowed - from a 100% DRM-free, high-quality download, to the most luxurious physical package we’ve ever created.
10週間、アジェンダなしで、衝動のみで動き、考えすぎず、この製作期間に起きた全てのことが
なんらかしらの形で形になるということ。
そして、100%DRMフリーかつ高クオリティ版のダウンロードができる形でのリリース。
更に、Nine Inch Nails’ Ghosts Film Festivalが
YouTubeで開催されることがアナウンスされました。
Film Festivalの告知動画はこちら!
2)Good CrewのアルバムがCC-BY-NC-SAライセンスで公開されました!
音レボプロジェクトの第一号アーチストの "Good Crew" のアルバム "ニッポン ハスキー"
がヴォーカルトラックのみ、期間限定でCCライセンスで公開されています。
ちなみに「音レボ」とはコロムビア・ミュージック・エンタテインメントがやっているサイトで
アーティストが演奏動画等を投稿し、その動画を見た視聴者が好きな音楽に投票できるという物。
また、レコードレーベルが才能を見いだしデビューが決まることもあります。
ネットでやるASAYANという感じですが、音楽投稿サイトがあまたある中、
コロムビアという有力レーベルがついて、デビューまでの道がきちんと用意されているところがすばらしい。
というわけで私も構想段階の頃から陰ながら応援して来たのですが、ついに来ました!
『音レボ』第1回オーディションで12,000 名のリスナーから選ばれたGOOD CREW(グッドクルー)
ついについに、デビューです!
更に、本日から5月10日までGood Crew リミックス コンテストを開催するとのこと。
好きなGood Crewヴォーカル・トラックを使ってリミックスし、
音レボにアップロードされた作品のなかからGood Crew 自身が好きなリミキサーを選ぶそうです。
賞品は:
1位の方には賞品としてSANYOのXacti !!!
2位の方にはAMAZONのギフト券一万円分!!
ユーモア特別賞にはAMAZONのギフト券一万円分を差し上げます!
先日ある企業さんとCC+の話をしていたのですが
さきほどCC+について書かれた日本語のサイトが殆どないことに気づきまして
ちょっと書いてみることにしようと思います。
なお、そもそもクリエイティブコモンズを知らない方は
まずは以前書いたこちらの記事をご覧下さい。
============
CC+とは:概要
============
CC+とは、ライセンスではありません。
Creative Commons ライセンス + 他のライセンスを規定できるようにする仕組みのことです。
+
例えば、Creative Commons Attribution Non commercial (クリエイティブコモンズ 表示•非営利)ライセンスの
コンテンツがあって、私が営利目的で使いたいと思った場合:
CC+がない場合はあきらめて営利目的OKの物を探すか
もしくは個別交渉を行う為に著作権者の連絡先を探してコンタクトを取るということが必要でした。
現実問題、例えばFlickrに写真をCC-非営利ライセンスでアップしていると、
営利目的の××で使いたいんだけどという話がちらほら入ってくるという人も多いようです。
Creative Commonsライセンスはexclusiveな物ではないので、
「Creative Commons Non commercialで公開しているけれど、
個別に有償で提供するので営利目的で使っていいよ」という契約を交わすことは可能です。
ただし、そこには使いたい人がコンタクト先を探して、連絡をして、条件を交渉して。。。
と労力というコストがかかってしまいます。著作権者も利用者も大変。
しかも1個や2個使いたい程度なら個別交渉も不可能ではないでしょうが、
企業で複数使いたいと思ったら、とても大変になってしまいます。
そこで、CC+が誕生しました。
+
上記の例の場合、基本的にはCC-BY-NCライセンス(著作権者の名前を表記し、非営利目的のみ利用可能)
にのっとって使って頂く。(CC-BY-NCライセンスの規定にリンク)
それを逸脱する場合(営利目的で使いたい、表示なしで使いたい等々)
は、個別条件に則る。(個別条件を記載した規定にリンク)
CC+ はコンテンツを共有するSharing economyを促進しつつ、
著作権者と利用者がビジネス的な利用も簡単にできるように促進するためのアーキテクチャです。
CC+の解説映像を下記からご覧下さい。
CC+は昨年12/15のCreative Commons5周年パーティでLawrence Lessig氏により公表されました。
そのときのLessig氏の講演映像です。
============
CC+:事例
============
シンプルなCC+ インプリメンテーション事例
----------------------------------------------------------------------
My Book by Jon Phillips is licensed under a
<a rel="license" href="http://creativecommons.org/licenses/by-nc/3.0/">Creative Commons
Attribution Non-Commercial 3.0 License.
Permissions beyond the scope of this license may be available at
<a xmlns:cc="http://creativecommons.org/ns#" rel="cc:morePermissions"
href="http://somecompany.com/revenue_sharing_agreement">somecompany.com.
----------------------------------------------------------------------
上の段:ライセンスはCreative Commons Attribution Non-Commercial 3.0ということ。
下の段:CCライセンスを逸脱する許諾については、下記を参照してくださいということ。
http://somecompany.com/revenue_sharing_agreement
このURLや内容は任意の物です。
CC+ を採用したサイト/企業の事例
Jamendo
Magnatune
CC+によって、色々なビジネスの可能性が広がればいいなと思います。
※上記は最もシンプルな部分しか書いていません。
CC+についての情報はテクニカルな情報等も含めてこちらに詳しくアップされていますので、
興味がある方はご参照ください。
※なお、私はCreative Commonsの中の人ではありません。。。:P
1)FM福岡「コピーの品格」
FM福岡で2007年11月25日(日)夜7〜8時に放送された「コピーの品格」という番組が
クリエイティブコモンズライセンス(表示・非営利・改変禁止)で放送され、
ニコニコ動画にアップされました。
「コピーの品格」ブログ
白田さんのサイト
MIAU公式サイト
SNOOPさんのサイト
2)ドイツのテレビ局 NDR がCCを採用
ドイツの放送局(ラジオ局とテレビ局) Norddeutscher Rundfunk (NDR) がいくつかの番組に
CC ライセンスを採用することが発表されました。
NDR はドイツ公共放送連盟 (Arbeitsgemeinschaft der öffentlich-rechtlichen Rundfunkanstalten der Bundesrepublik Deutschland 略称:ARD(アー・エル・デー)) という、ドイツの公共放送の一部。
CC ライセンスになるのは、 Extra 3 というpolitical comedy showと、 Zapp というcritical media magazineの一部で、 BY-NC-ND ライセンスでのパイロットプロジェクトを6ヶ月行う、とのこと。
Creative Commons Blog の記事
3)Virgin Mobile訴訟からCCは外れました。
Lessigのブログにレターがそのまま掲載されています。
裁判の勝訴/敗訴ということではなく、原告が「Creative Commonsを訴えることがお門違い」
ということで、訴えを取り下げたのです。
とはいいつつ、引き続きCreative Commonsがわかりやすさを訴求しなければならないことは変わらないですね。
Lessigのpost
4)WikipediaとCreative Commonsの相互互換性問題
Jimmy Walesが上記でアナウンスした通り、Wikimedia Foundation boardは
Free Software Foundationが提案した「Wikipedia (及びその他 wiki) を
Creative Commons Attribution-ShareAlike licenseにリライセンシングするという
提案を可決しました。
※ただし、リライセンシングについてはコミュニティでのディスカッションと投票の後、
最終決定するのであってWikipediaがCCにリライセンシング「された」ということではないそうです。
大きな一歩ではあります。
Wikimedia foundationのresolution:
5)Creative Commons 5周年!
サンフランシスコやベルリンやNYやセカンドライフ内など、各地で 12/15 に5周年パーティが開催されます。
サンフランシスコではCreative Commonsの会長であるJoiやCEOであるLawrence Lessigが出席し、Gilberto Gilが生演奏, Phi Phenomenon がビデオリミックス, DJ Spooky の音楽提供が行われるそうです。
Creative Commons Blog の記事
6)Anepsosis という MMMORPG のキャラクターにCCライセンス
Anepsosis というオープンソースの 3D MMORPGが、game artの全て (テキスト、絵、スケッチ、3Dアート、音の全て)を CC BY-SA ライセンスで公開することを決定しました。Anepsosis はゲーム自体オープンソースプロジェクトなのでGNU GPL Version 2で公開されています。
Creative Commons Blogの記事
<プレスリリース>
Creative Commons Announces New Vice President and General Counsel
Virginia RutledgeさんがCreative Commonsの Vice President 兼 General Counsel に就任しました。
CC の 法律問題、アート関連のイニシアチブを取り、そして米国を含む世界中のアート/文化関連の組織との
パートナーシップに取り組むとのこと。
ニューヨークの法律事務所 Cravath, Swaine & Moore LLP で知的財産権、アート、エンターテインメント、
独禁法、証券、商法関連の案件を扱ってきた経歴を持ち、クライアントはTime Warner Inc.,
Warner Music Group や Warner
Bros.、そして New Line Cinema等のメディア及び音楽関連業界だったそうです。
アート関連と法律関連のエキスパートということで現在のCCの必要とする人物像にぴったりということで
Lessig先生も非常に喜んでおられます。
News of Rutledge’s appointment has been well received within the legal and arts communities. “I applaud Creative Commons for its inspired choice of Virginia Rutledge as Vice President and General Counsel,” said copyright expert William Patry, Senior Copyright Counsel, Google Inc. “Virginia’s background in academia, the art world, and the white-shoe corporate law firm environment is unique. Her ability to forge consensus, her love of learning and commitment to the public interest will serve Creative Commons and the rest of us exceedingly well.”
“Creative Commons couldn’t have made a better choice,” said Joel Wachs, President of The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts. “Virginia has deep knowledge of contemporary art practices and institutions, and the practical experience of working within a highly competitive corporate culture. She will do an excellent job of helping to build relationships between communities that have a common interest in promoting vibrant cultural production and exchange.”
最近 Creative Commons の話をしているとコンテンツをCC化した「事例」についてよく聞かれます。
というわけでそのへんをちょっといくつか紹介しようと思います。
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まず、出版。
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このブログでも何度かご紹介している The New Context Conference ですが、
昨年、2006年はカンファレンスの内容を編集してまとめ、ムックにして
インプレスさんから発売して頂きました。
WEB2.0の未来 ザ・シェアリングエコノミー

ローレンス・レッシング、伊藤穰一、村井純、コーリー•オンドレイカ(セカンドライフCTO)等々
インターネットのキーパーソン満載で、しかも素晴らしい内容ばかり、もっと人に知ってもらいたい内容ばかりでした。
そこで、このムックは PDFでダウンロードできるようにした上でCreative Commons Attribution Non-Commercial 2.1ライセンスとし、
著作権表示"BY Digital Garage,Inc"を記載いただき、営利目的でなければ、再利用は自由としました。
今改めて読んでも面白いと思うので、再掲しておきます。リンクをたどれば、PDFで内容を読むことができます。
<巻頭メッセージ>
●伊藤穰一が語る「未来へのコンテクスト」
バブル2.0を回避する「オープン」と「シェアリング」の理念
<第1部:未来への論点>
●著作権とコンテンツ by ローレンス・レッシグ(スタンフォード大学 ロースクール教授)
![]()
オールドエコノミー、ニューエコノミー融合のために著作権管理に求められる新たな発想
●ネットワーク by デビッド・アイゼンバーグ(プロサルタント)
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「インテリジェントネットワーク」より「ステューピッドネットワーク」こそが第二のGoogleをつくる
●オープンソース by ミッチェル・ベーカー(Mozilla Corporaition CEO)
●テクノロジーの標準化 by タンテック・チェリック(テクノラティ チーフテクノロジスト)
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アプリケーションとデータフォーマットの「鎖」を解き放つマイクロフォーマッツの新たな可能性
●アーティスト by 中野裕之 (映像作家)
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「自由の精神」に満ちたグレートアマチュアが新しいクリエイティブな世界を創る
●未来のインターネット by 村井 純(慶應義塾大学 環境情報学部教授)
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地球規模のリアルタイム通信へ向け“大気圏時代”に突入した光と無線のネットワーク
<第2部:ビジネスモデル研究>
●ソーシャル・ミュージック by フィリクス・ミラー(ラストエフエム)
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ラストエフエムが目指すソーシャル・ミュージック・レボリューション
●オンラインレーベル&書籍交換 by ジョン・バックマン(マグナチューン)
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ノンコマーシャルで規模が小さくても、ビジネスとして成功するチャンスは十分にある
●バーチャル空間「Second Life」by コーリー・オンドレイカ(リンデンラボ)
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バーチャルとリアルの境界をとりはらった「セカンドライフ」イノベーション
<特別収録>
伊藤穰一「The Sharing Economy」 翻訳文
All of the PDFs and photos above: CC-BY-NC Digital Garage
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さて、おととい9/27に Creative Commons Japan のセミナーに参加したのですが、
その際にCONTENT'S FUTUREの著者である小寺信良さん・津田大介さんが登壇されていました。
Photo: CC-BY-NC-SA Fumi Yamazaki
CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティとは、翔泳社さんから発売された書籍で
Creative Commons Attribution Non-commercial-Non-derivativeライセンスで公開されています。
「表示-非営利-改変禁止」
津田さんのブログ「音楽配信メモ」にこの本をCCライセンスで発売するに至った経緯等が
詳しく書かれています。
実は小寺さん/津田さんにお会いするのは私初めてだったので面白く、
彼らを中心に撮ったビデオを編集してみました。
Video: CC-BY Fumi Yamazaki
この書籍のもう一つ面白いところは、
顔や表情、声が一緒になる「動画」だと伝わる部分もある。
そういった意味でテキストへの補完として、インタビュー内容を
YouTubeにアップしているというところです。
BlogTVを作っている時に、番組進行上は割愛せざるを得なかったインタビューを
もったいないと私がYouTubeにアップしていっているのと非常に似た物を感じます。
そうなんです。本やテレビ番組にするには切らないといけない物でも、実際とてももったいないんです!(><)
それに実際問題テキストになった物とご本人の顔/声で語られていることの違いもあるので
こういった試みはとてもよいのではないかと思います。
さて、そんなContent's FutureのYouTube映像を目次と共にご紹介。
■内容(掲載順)
▼土屋敏男氏(第2日本テレビ エグゼクティブ・ディレクター)
ネットでしかできない表現コンテンツモデルを探せ!▼草場大輔氏(東京MXテレビ 報道制作局ディレクター)
ネットとテレビは決して融合しない
でもネットは今テレビを救っているVideo By Shoeishabooks
▼西谷清氏(ソニー ビデオ事業本部長)
ソニーはコンテンツを再び開放できるか?
「ロケフリ」が起こす伝送革命Video By Shoeishabooks
▼長谷川裕氏(TBSラジオ「Life」プロデューサー)
変わり続ける音声コンテンツの未来の姿を探してVideo By Shoeishabooks
▼椎名和夫氏(音楽家、実演家著作隣接権センター運営委員)
クリエイティビティとテクノロジーの複雑な関係▽小寺信良×津田大介 対談 SIDE A
放送と通信とユーザーを「アーカイブ」がつなぐ▼遠藤靖幸氏(価格.com マーケティング部)
国内最大級CGMサイトの真実
コンテンツになるクチコミVideo By Shoeishabooks
▼江渡浩一郎氏(産業技術総合研究所 研究員)
CGMやウィキでアートは作れるか?
天才は探し出せるか?Video By Shoeishabooks
▼中村伊知哉氏(国際IT財団専務理事、慶應義塾大学教授)
日本の大衆の強みをどう引き出すか?
「融合」政策の過去・現在・未来Video By Shoeishabooks
▼松岡正剛氏(編集工学者、編集工学研究所)
セルフエディティングがないかぎり、
情報の海は何の役にも立たないVideo By Shoeishabooks
▽小寺信良×津田大介 対談 SIDE B
コピーは記憶への投資で、文化を守るための保険
なお、津田さんが講演中に言及していた問題についてのやりとりは
こちらで全て公開されています。
それと、講演中に「本が売れても売れなくても著者自身への影響は小さい」。。。とおっしゃっていたのは
津田さんのブログに記載されているこういう現状からも来ているのでしょう。
ちなみにこの本、4カ月手間暇かけて僕のところに入ってくる初版分の印税は約40万円です! 音楽クリエイターの食えない現状何とかしたいとか言ってる場合じゃないね。俺が単行本出しても食えない現状何とかしないと! 格差社会はんたい!
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Creative Commonsライセンスでの書籍コンテンツの公開は結構色々行われていまして、
米国や南アフリカなど調べていくと色々出てきますが、
その狙いは?効果は?というのがポイントになると思います。
CCライセンスで公開しなければ認知もされなかった物が認知され、
販売数が増えるのか。
CCライセンスで公開したばっかりに、買うはずだった人が「PDFでいいや」と思い、
販売数が減るのか。
。。。という点については両方の現象が同時に起こっており、
最終的にどちらにふれるのかは本によっても異なると思いますが、
これを分析して結果を公開している例は2つあります。
1)O'reilly の Asterisk: The Future of Telephony
この本は O'reilly の「CCライセンスにすることによって本の販売数は上がるのか/下がるのか」
という研究の一環としてCreative Commons Attribution Non-Commercial Non-derivativesライセンスで
公開されています。
ラボの電話はAsteriskにしているのですが、その設置が終わったぐらいのタイミングで公開されて、
私もありがたくダウンロードさせて頂いたことを覚えています。
こちらの記事にてFree Downloads vs. Sales: A Publishing Case Study
この本のダウンロードファイルを置いていたミラーサイトの一つ、nufone.netからダウンロード情報が公開され、
本の売れ行きの情報との比較ができるようになりました。
Chart: BY O'reilly Media Inc
青が書籍販売数、赤がダウンロード数。
結論的には、ダウンロードを開始したからといって本の販売数の傾向に大きな影響はでていないようであり、
Asteriskというこの本は技術書としてはかなりの売れ行きの部類に位置したといいます。
1月にダウンロード数が急増したのはDiggされたためですが、書籍販売数の傾向に影響はなかったとのこと。
なお、O'Reilly では Asterisk 以外にも "Open Books project" として多数の本の無料ダウンロードを実現しており、The quick answer from this experiment is that we saw no definitive correlation, but there is little sign that the free downloads hurt sales. More than 180,000 copies were downloaded from Jeremy's mirror (which is one of five!), yet the book has still been quite successful, selling almost 19,000 copies in a year and a half. This is quite good for a technical book these days -- the book comes in at #23 on our lifetime-to-date sales list for the "class of 2005" (books published in 2005) despite being released at the end of September. You might argue that the book would have done even better without the downloads, especially given the success of asterisk and the importance of VoIP. But it's also the case that the book is far and away the bestseller in the category, far outperforming books on the same subject from other publishers.
こちらでたどることができます。
2)The Human Sciences Research Council (HSRC)
The Human Sciences Research Council (HSRC)とは、南アフリカ共和国の研究機関。
研究機関なので当然研究結果をまとめ、書籍化し、販売しています。
HSRC pressのページに飛ばされるので、これが出版社のようですね。
詳しいことは、サイトを見てください。
ていうか、本当に見てください。
HSRCのトップページからも、HSRC Pressのトップページからも
「新刊」に飛ぶようになっていますが、「無料ダウンロード」「購入」「wishlistにいれる」となっています。
こうして全ての出版物をPDFで出した結果、どうなったかというと
売上げが3倍になったということで、この事例は世界的に有名になりました。
このPDF化の作業の時に、データベース化だとかメタタグを入れて検索を容易にしたとか
色々なことがあると思いますが、素晴らしい事例だと思います。
ただし、特殊なケースであるのは間違いない。
小説のような書籍は誰でも買うし、通常プロモーションがされるけれど
政府系の研究結果は多分ニッチで、従来だったら知られることもなかったが
CCライセンスで公開することで認知も購買もあがったというのは
わかりやすいストーリーではあります。
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次に、テレビ。
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我々が一番身近でやってきたのはなんといってもBlogTV。
テレビで放映したコンテンツを、Creative Commons Attribution ライセンスで公開し
YouTube や Google Video、RevverやFlipClip、i-revoやAmeba Vision等
様々な動画共有サイトにアップロードしまくりました。
そういえば、YouTube等にアップを始めたとき、こんな記者会見もやりました。
もう1年以上も前のことです(@@)
Video: CC-BY Digital Garage
MXTVというのはやはり東京のみでしか見ることができないという場所的制約があり、
そしてそもそもテレビの性質として時間的制約がある。
東京以外の方、特に海外の方にBlogTVを紹介する時にはこのオンライン上の映像というのは
なくてもならないものですし、せっかく汗水流して作っている物ですから
より多くの方に見て頂きたいという欲求からいうと今や
やらない方がありえないぐらいの感じになっています。
情報のアーカイブ性もあると思っていて、
生もしくは生に近い時間で見ることができなかった人でも、
たとえば今回 The New Context Conference 2007 を行うにあたってスピーカーとして招待している
Reid Hoffman さんや Jimmy Wales さんが「それって誰?」
LinkedIn や Wikipedia について、「それって何?」と思った方にも
すぐに BlogTV で放映したコンテンツをポインターとしてご紹介できる。
また、今回 BlogTV カンファレンス特番を作る時にも
過去 BlogTV で撮影/編集した内容を再利用したわけですが
他の方が番組を作りたいと思った時に、
自由に reuse, remix して頂くことが可能なわけです。
(必ず Attribution はしてくださいね!条件はそれだけです。)
MXTVは視聴率データを取ることができないので、
視聴率との相関性はわからないのですが、
テレビでは見れないけれどYouTubeで見たという方も多く、
「多くの方に見て頂きたい」という目的は達成できたと思っています。
ちなみに、アメリカで見逃したテレビを1週間は見れるようにしたら
視聴率が上がったというデータがあるそうです。
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音楽の事例。
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これは、CCmixterやMagnatune、Jamendoをはじめとてもたくさんあるのですが、
面白いと思ったのはオランダの事例で、音楽著作権団体(日本でいうJASRAC)が
非営利だったらCC、営利だったら著作権団体という実験を1年やるという発表があったというもの。
何が営利なのかの定義が難しいわけですが
すごい試みだなあと思いました。
非常にもりだくさんでしたので写真/映像でちょこっとご紹介。
Photo: CC-BY-NC-SA Fumi Yamazaki
Video: CC-BY Fumi Yamazaki




